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中学生からの質問

2013.02.02(Sat) | EDIT

先日、中学生諸君から質問を受けました。「数学を学び始めて出会う方程式の方が小学校で学ぶ鶴亀算(連立2元方程式と比較されます)なんかより優れているのではないか」と。

確かに比較すると私自身方程式で解いてしまった方が簡単で便利な気もします。そこである問題を彼らに出題しました。たとえば方程式は2元連立方程式であれば、二つの立式が必要ですが、その問題は4つの答えを求めるもので、4つの立式が不可能なものでした。

数の性質によって答えを求める出題だったのです。中学受験生時期であればスラスラと解いてしまったであろう彼らですが、便利な方程式を使うといった常識の罠にはまってしまって、なかなか答えが出せなかったのです。成長イコール退化でもあるとおっしゃる方もいらっしゃいますが、小学生の時期に数学ではなく算数としてあえて鶴亀算や何々算の類を学ぶのは思考力を伸ばすという大きな目的があるからなのだと感じたしだいです。


蛇足ですが、今の中国には算数という言葉はないようです。小学生が学ぶのは初等数学といわれるものです。教材を比較しましても私には優劣つけがたい異なりを感ずるものです。
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科学の先生

Author:科学の先生
KIS科学研究所所長・元算数オリンピック委員・○○大学特命教授 子供数理教室主催
http://kismit.jp

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