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暗記について少しだけ

2013.02.02(Sat) | EDIT

暗記物について記憶のメカニズムといった観点から簡単なこつをお話をいたします。といいましても暗記力も知能の一つなわけですから、あくまで偏見的な分類であったことをご了承ください。最も効果的な記憶方法の一つは音読をするといった非常に当たり前のことなのですが、電話がかかってきた。重要な電話番号を告げられたがそこにメモ用紙がないといった状況をご想像ください。特別な録音機能、番号表示機能を使わないケースです。私のKIS科学研究所の実験データなのですが100パーセントの方がメモ用紙とペンを探そうとされます。そして同時に今聞いた電話番号を自分の耳に聞こえるように復唱なさっているのです。例えば本誌編集部であれば3253-5944で「サン、ニー、ゴー、サン、ゴー、キュウー、ヨン、ヨン」と自然に声に出しているのです。そして10回以上復唱した後にメモ用紙とペンが手に入ると、ほとんど100パーセント正確にすらすらとメモが取れます。ところが復唱の始まった直後に中断させ、復唱を再開させた場合や。「メモ用紙はどこですか」などと別のことを口にしたケースだと正確に書けることが3割を割ってしまいます。簡単にこの実験結果を解釈すると耳で番号を聞く、記憶するよう意識して音にして自分の耳で聞く、脳に再認識される、また音にする。この流れが記憶定着を深めるということがわかります。さらに比較すると目の前にメモ用紙があり直後に復唱することなくメモをとった場合30分後の記憶定着率は2割をきりましたが、復唱を行った人は7割近く30分後にもその記憶を持っているのです。何度か自分の口で音にする作業というのは勉強にも応用できる記憶定着方法であることは間違いありません。
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科学の先生

Author:科学の先生
KIS科学研究所所長・元算数オリンピック委員・○○大学特命教授 子供数理教室主催
http://kismit.jp

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